阿波池田ハイタク事業協同組合


住  所 〒778-0020 三好郡池田町字洲津大深田636番地の1〔(有)三好タクシー内〕
TEL:0883(76)0225
FAX:0883(76)0225
設  立 平成12年7月
実施事業 一般乗用旅客自動車運送業
組合員数 7人 出 資 金 105万円
従 業 員     − 専従理事     −
U R L              −

自治体と協調した介護移送サービスで
新たな市場確保
 池田町が、交通手段を持たない高齢者のため、自宅とバス停間のタクシー移動の半額補助制度として、組合の発行するタクシー利用券に限定した「介護移送サービス」を導入した。
概                    要
 長引く不況、町内人口の減少、自家用車の普及などの影響で輸送人員が減少し、町内タクシー事業者の経営を取り巻く環境は非常に厳しい。平成12年4月から介護保険制度が開始されたこともあり、組合を設立して自治体(池田町)に高齢者支援の介護移送サービスを提案したことで、池田町がこれを取り上げ半額助成制度を導入した。組合が発行するタクシー利用券(額面1枚200円の5枚組)2万枚を、池田町が一括して額面通りの2千万円で購入し、利用対象者に半額で販売、組合員はタクシー運賃として受領したタクシー利用券を組合に持ち込み、金額の3%を組合に手数料として納め残金を組合から受領する、という仕組みである。利用対象者は山間部の65歳以上の高齢者に限り、池田町が地域の民生委員に対象者の審査を委託している。
  売上げが落ち込んでいた組合員にとって、介護移送サービスの利用先は組合員に限定されているため新たな2千万円の市場を創出し確保するという成果をあげた。それもまず組合が発行するタクシー利用券2万枚を、池田町が一括して額面通りで購入するため、組合にタクシー利用券発行額全額の売上収入が確実にあり、制度のPRも池田町が町報で全戸に行うという組合にとって有利な仕組みになっている。
  成功要因としては、平成12年4月から介護保険制度が開始され時代の要請に即応していたこと、1事業者としてではなく組合を設立し共同事業として取り組んだことで池田町で予算化されたことがあげられる。バス路線の縮小や廃止に伴う移送区間の延長や共同無線・共同配車の実施による効率配車での地域的な改善(適正車輌・適正人員の構成)はすでに視野に入れている。また将来的には新たなサービスの提供としてスクールバスの委託運行、デイサービス送迎の民間委託など、新たな市場の確保を実現する可能性もある。また対策のひとつとしてホームヘルパー2級取得に取り組んでいるところである。

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