海部林材協同組合


住  所 〒779-2305
海部郡日和佐町奥河内字弁才天75番地の1
TEL:0884(77)0135
FAX:0884(77)0280
設  立 平成9年10月
実施事業 林業、製材業、土木建築サービス業
組合員数 8人 出 資 金 1,300万円
従 業 員     − 専従理事     −
U R L http://www.tk2.nmt.ne.jp/~precut/

ハイテクプレカット工場で地域木材の高度利用
 CAD入力により自動的に部材図等を作成後、完全自動化のプレカット工場で、すぐ住宅に組み立てることができる製品を供給。杉の真壁工法は受注の共同化で成果をあげている。
概                    要
 海部地域は林野率80%の山間地でありながら、林業経済活動は次第に衰退しており、旧来の生産、販売、加工の形態では、単に林業経営破綻に止まらず、森林の環境など、社会機能も異常事態に陥ることが懸念される状況になった。地元材(海部杉)は強度、色つやとも申し分なく、優良な木造住宅に最適な材として高い評価を得ているため、これを使った木造住宅を提供することによりこの状況を打開することにした。そこで、海部郡内の林業家、製材業者、建築家の8人が集まって平成9年10月組合を設立し、平成10年4月からプレカットを核として操業を開始した。
 最先端のCADシステムを導入しており、間取り図から入力することにより、自動的に伏図、部材図、部材リスト等まで迅速に作成することができる。木材は風速、温度、湿度等を適正にコンピューターで管理した質の良い乾燥剤を使用し、大型四面マルチモルダーで大型木材まで四面同様に効率よく加工している。バーコード付きタックシールを貼付することによって部材の挿入から加工、番付印刷まで一体となった完全無人化を実現しており、加工後上棟現場に搬入しすぐ住宅を組み立てることができる。プレカットによる付加価値加工をした木材を販売し、その販売益が販売した組合員の収入になり、木材の加工賃、販売手数料(販売額の5%)が組合の収入になる仕組みである。
 海部杉の真壁工法プレカット工場は少ないため共同受注が成果をあげ、24時間体制で操業しているにもかかわらず間に合わないほどの多忙を極めている。しかし組合としては、設備投資額が大きく利益はまだ出ておらず、目標達成度は7割程度だが組合員の売上は確実に増えており、組合事業としては成功している。今までは、人材育成よりも組合事業のベースづくりに力をいれてきたが、これからは人材育成が必要であると考えている。

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